ザ・サイレンス闇のハンター あらすじ感想

サイレンス闇のハンター 概要

原題:The Silence
公開日:2019年4月10日
監督:ジョン・R・レオネッティ
時間:90分
配信:Netflix

あらすじ前半

【オープニング】
ペンシルバニアにある、アパラシア山道300m下で、未開の洞窟を開拓していた。

2人はハンマ―で洞窟を開け、更なる空洞を見つけ喜ぶ。 地上にる他のメンバーに、これから下へ降りてみると報告するが、中から何やら音が聞こえて来た。

何の音なのか、2人は真っ暗な洞窟の中を見つめていると、中からは大量のコウモリのような生物が勢いよく地上へ向かって飛んできた<。

命綱にガスマスクをしていた2人は、その飛んできた生物に攻撃され死亡する。

アンドリュース一家

アンドリュース家族。

主人公の娘のアリーは12歳の時の交通事故で聴覚を失っているが、話すこともできるし、読唇術もできる。

家族間では手話を使い、弟と父のヒューと母ケリー、末期がんの祖母と、一匹の犬と暮らしている。

学校ではたちの悪い男達からはからかわれているが、仲の良い男友達のロブは手話を使って会話をしてくれる。

洞窟から出て来た大量の生物は、アメリカ本土へ飛来してきて、音のある方へ飛び、人間や動物など攻撃してきている。

”ベプス”と名付けられたその生物は、目が見えない為、音に反応し攻撃しするどい口ばしと手足で食べてくる。

ベプス襲撃

ニュースでベプス達が襲撃してくるので、とにかく静かにして屋内にいるように呼びかけている。

アリー家族は、田舎に避難しようと決め、ヒューの親友のグレンと一緒に車で家を離れる。

途中、銃を向け車を奪おうとしてきた男がいたが、グレンが男の膝を撃ち、一難を逃れる。

しかし、森の中を運転している途中に動物が飛び出してきて、グレンの運転する車は道の下へ転落してしまう。

脚が挟まり、助けを呼ばないとそこからは抜け出せず、ヒューは必ず助けに戻るからと言い、何か案を考えるが、そこへベプスが飛来してきた。

犠牲者

車の中で静かに待つが、犬は吠えるので、ヒューは家族を守る為、仕方が無く犬を車の外へ出す。

そしてアンドリュース家を助ける為、グレンは持っていた銃を何発も放ち、ベプスを自分に呼び寄せる。

グレンは死に、ヒュー達は歩いてどこか非難するところを目指す。 遂に一軒家を見つけるが、そこの主の女性は部外者にライフルを撃ち始める。

が、まさかベプスの事を知らないのか、ベプスが寄ってきて井戸に落とされ食べられる。

なんとか家の中に入った家族は、入る途中でドラム缶の通路で足をベプスにやられた妻の脚の傷はかなりひどい。

看護師の祖母は、抗生剤がないと命があと2,3日もつかどうか、と判断し、父とアリーは薬を調達しに外へ出ることにする。

舌のない不気味な男

町の薬局へ着いた2人。辺りは静かで誰もいない。

しかし、2人を一人の男が見ていた。薬局には、ベプスが既に襲撃しており何人も無残に床で死んでいる。

更に、ベプスの卵が大量にある。

スプリンクラーを作動させ、その隙に薬局を出た2人を、あの男が笑顔で待っている。

父は娘に気を付けてと注意し、その男はノートに書いてある、”自分は牧師。私の信者団に入らないか?”とのメッセージを見せてくる。

アリーは手話で、怪しいから行こうと、父に言いその場を去ろうとするが、この男はアリーに興味を持ち、更に主が救出してくれる、と紙に書く。

それでも2人はこの怪しい男から去ると、笑顔は消え、男は舌のない口を開け、何かを言いたげだ。

そして、家に着き妻は薬をもらい、一安心していたところ、あの怪しい牧師の男が数人の信者と家にやって来た。

彼はまた笑顔でノートに私達に参加しろ、と言ってくる。後ろにいる信者も皆怪しい。

ヒューは丁寧に、No Thank youと断るが、男は私達を見習え、と偉そうだ。

ヒューは、ノートを借り、私達を放っておいてくださいと書く。

それに対し、牧師はThe Girl is Fertile (女の子は子が産める)と書き、アリーが欲しいと言ってきた。

父は家に入り、ライフルを持ち、彼に向ける。

男は不気味な笑みのまま、上を飛ぶベプスを見て、Shhh (静かに)とノートを見せ、舌のない口を開け、ヒューをおどす。

彼等は去ったが、不安は残る。 翌日、アリーはロブから北に避難所があるから北上するとのメッセージをもらう。

あらすじ後半

アラーム作戦

夜、寝ている間に何かに気付いたヒューは玄関の前に少女がいるのを見つける。

家族とどうすると話し合い、その少女を家に入れる。 何を聞いても話さない少女。そして、ヒュー達は、少女の舌が無い事に気づくが・・・。

見終わった人向けの感想

これはもう、クワイエット・プレイスの姉妹作品なのか。

ちょっと違うバージョンの、静かにしなくちゃいけない映画で、続編なしバージョン。

スタンリー・トゥッチってエミリー・ブラントのお姉さんと結婚してるんだね。

ベプスよりも、あの不気味な舌なし集団の方が断然恐かったわ。

やはり、いつも思うけど幽霊よりも、未確認生物よりも、狂気に満ちた人間が一番怖い。

もちろん、幽霊とかやばい生物も遭遇したらめちゃくちゃ怖いんだろうけど。

祖母が孫を守るために大声を出して、ヒュー達家族もアリーを守る為、攻撃し返して、やっつけて、テンポ良く、最後はあっという間に避難所へ向かっており、ハッピーエンド。

一見弱そうなトゥッチがライフルを向けたり、家族を守る為攻撃したのは見直したぞ。

でも、始めに思ったんだけど、なぜ皆家に静かに残ろうと思わない?と。

ニュースを見ただけなのに、よし、住み慣れた町と家を出て非難しよう、ってなるかな。

私なら自分の家に残るぞ。わざわざ知らない町へ出て、違う家に住んだりしないぞ。

ガソリンだって無くなるのわかるでしょ。

ホラーっていっつも、あぁなんでその選択するかな、の連続でそれを見ながら文句タラタラ言いながら笑いながら見るのが好きなんだけど。