アンダーウォーター概要
原題:Underwater
公開日:2020年1月10日
時間:95分
監督:ウィリアム・ユーバンク
ノラ役:クリステン・スチュワート
キャプテン役:ヴァンサン・カッセル
あらすじ前半
マリアナ海峡の海底、ローバック油田の指令室には従業員が316名いる。毎年1400億トンもの原油を採掘している施設だ。
ある日、施設は突然大きな揺れに襲われ、地上へ行けるはずだった施設は壊れてしまう。
ケプラー基地の70%は損傷しており、エンジニアのノラ・プライスは他のクルーを助けながら、なんとかキャプテン・ルシアンのいるところまでたどり着く。
キャプテン以外は既に地上へ脱出しており、ケプラーはほとんどが損傷しており、いつ全壊するかわからないと伝えるノラ。
ティアン社のケプラー基地
キャプテンは残ったクルーに全員生きて脱出すると力強く言う。
制御室には、エミリーとスミスが残っていたが、ポッドもなく、無線もつながらず、潜水艇もなく、原子炉は不安定だ。
キャプテンの提示した案は、海底を歩いて3kmあるローバック指令室へ行くと言うものだった。
貨物用エレベーターで海底へ降りて、そこから連絡通路を通り、中間地点へ行き、スーツに酸素を補充し、目印を辿って海底を歩いていくと話す。
スーツも酸素も持たないだろうし、危険すぎるその案に、皆無理だろうと及び腰だったが、ここにいても助かりはしないし、ローバックまで行けば助かるかもしれないとその案を実行することにする。
基地の外ではまだ揺れが続き、奇妙な音も聞こえる。
暗闇の海底をライトを照らしながらエレベーターまで行き、エレベーターが着き、そこでクルー達は外からの音が聞こえる。
キャプテンは生存者がいるかもしれないから、調べてきてくれとクルーに頼む。ポールとスミスがスーツを着て海へ出る。
生物に遭遇
※ネタバレ含まれてます
ポールたちは調べてるが、生存者はおらず、逆に何かの生物が人間の体の中で生きているのを見つけ、急いで中に戻ろうとするが、飛びかかって来たその生物を持ち帰る。
エイリアンぽいそのキモイ生物は体長70cmくらいで小さい。そこでシステムがダウンし、電気も消えた。外からは何やら何かがぶつかり振動が起きる。
持ち込んだエイリアン海洋生物の母親か何かか、上部のケプラーが破壊し、このままだと今いる地点も破損するから、急いでヘルメットをかぶり、建物の外へ出るクルー。
上から降り注ぐ建物の破片をよけ、海底を急いで走り、隣の建物へ入る事に成功。トラムに乗り、深海連絡通路を通り中間地点へ向かう。水深は1万300mだ。
しかし、通路は建物の損傷で塞がれており、水中を潜り進むが、そこでポールのスーツを何かの生物が破り、襲われ死んでしまう。
中間基地:ポセイドン級採掘現場
【水深1万500m】
残り4人。地上へ無線で連絡しても応答はなく、エミリーは人間が破壊したものを海が取り返そうとしていると言う。私たちはここへ来るべきじゃなかったと。
キャプテンはローバックへ進むしかないと言うが、スミスのスーツの酸素は残り少ない。足でまといになるから自分は置いて行けと言うスミスを、皆で支えて歩いていくことにする。
海底を歩き始める4人。そこで、生物に襲われるノラとキャプテン。上に浮上していくキャプテンをノラがロープでつなぐが、浮上が早すぎて、キャプテンのスーツにひびが入り始める。
キャプテンは離せと言うが、ノラは離さず、キャプテンは自らロープを切りノラを助け自分は死ぬ。
ノラは1人、旧採掘施設のシェパードへたどり着き中へ入る。中には誰もおらず、エミリーとスミスに連絡を取り続けるが応答はない・・・。
見終わった人向けの感想
ポッド、早い。300人以上いてなぜもっとポッドがないのか。
というより、海底1万メートルの場所に施設を作って、そこで仕事と生活って嫌だわ。地震あるでしょ。
海底火山や、プレートの移動やら、宇宙よりも深海って怖いわ。
あの、生物がまたちょっと人間っぽい感じのエイリアン生物で、エイリアンなのか、古代の生物が独自の変化したものなのか、恐いと言えば怖いけど、水中に深くにあんな巨大な施設を作っていた時点で、あの巨大な生物とか誰も出くわさなかったのか?
あの不気味な生物の母親らしきものの、巨大さ。気づくでしょ。ちょっとゴジラとかに出てきそうな怪獣っぽい口とサイズだった。
そして最後、あんなうじゃうじゃいる中、3人で建物の中によく入れたね。でも、やっぱりあの深海を歩くっていう案は嫌だな。ライトあってもきっとかなり暗いし。
ルシアンのロッカーを見つけ、服の内ポケットには、14歳で亡くなった娘の写真があったところとか、上手く話を盛り込んでるなと。
死ぬだろうなって思うキャラはやっぱり死んだけど、最後、主人公は悩んだ末にポッドに乗って地上へ脱出して欲しかったな。でも海ものホラーも良いね。