ザ・ハント あらすじ感想

ザ・ハント概要

原題:The Hunt
公開日:2020年3月13日
監督:クレイグ・ゾベル

時間:1時間29分
年齢:R15
制作:ジェイソン・ブラム
出演:エマ・ロバーツ、ヒラリー・スワンク

おおまかなあらすじ

12人のアメリカ人が拉致され、目を覚ますとそこは広大な森と草原だった。草原のど真ん中にある大きな木の箱を開けると、そこには多数の銃がある。

そしてすぐにどこからともなく発砲が始まり、自分達が狙われているとわかった彼らは武器を手に逃げ始める。

お金持ち達が、一般市民をターゲットに人間狩りをする、マナーゲートの始まりだ。

感想

メア・オブ・イーストタウンと同じ監督、クレイグ・ゾベルの映画、ザ・ハント。

ストーリーがあちこちいかず、一つに絞られてて、1時間半という中で、展開も早く、余分なものもなく、あっという間に見終われる。

メア・オブ・イーストタウンとは随分違う趣の内容だけれど、人間狩りをする人たちがデモクラ(民主党)で、狩られる方がリパブリカン(共和党)=トランプ派ってゆう設定が面白い。

一般的な考えなら、リパブリカンの方が銃を使いまくって人間狩りをする方がなんとなく自然な考えかな、と思うけれど、リッチでお金に困ってない頭のおかしい民主党派の人間達が、やばい事をやってしまう。

そして、何とも良かったのは12人の中の1人の女性、ベティ・ギルピンが演じたキャラが良かった。

時々変な鋭い目線をする時があるんだけど、キレキャラで強くてカッコ良かったわ。あの状況なのに、話し方も終始落ち着いてて逆に面白い。

他の名の知れている俳優や女優ではなく、この人を選んだところも意外でナイスな設定。

特に人間狩りの話が好きというわけではないけれど、続きは作って欲しいな。この映画の軽軽な感じを残しつつ。

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