これまでの話・・・
・生活を改めたジョーは禁酒会に参加し始めるが神父に誤って殺される
・ライリーはエリンと距離が縮まってきている
・神父の嘘を見破り、怪物に襲われたライリー
おおまかなあらすじ
『第5章:福音』
家に帰宅しなかったライリーを家族はエリンと一緒だと思っておりさほど心配しておらず、一方エリンは彼が家に来なかった事に不安を募らせる。
サラの母はサラよりも若くなってきている。
ウォーレン達にマリファナを売っていた男ビルの母親は保安官に捜索をしろと責める。
ライリーの父は仮出所中の息子がエリンとは一緒じゃなかった事にいら立ちを募らせる。
エリンも保安官にライリーが帰って来なかった事を伝え探してくれと言うが、禁酒を破り本土へ行ったのかもと返す。
【夜のミサ】
ミサの準備をしているウォーレンと友人。ウォーレンは準備室へ戻った時に、神父がキリストの血に何やら違うものを入れているのを目撃する。
>サラの母も教会のミサへ訪れるが、今までのプルーイット司祭の時とは違う過激な内容にあの人は今までの人とは違うと憤り、娘にも教会へは行かないでとお願いする。
リーはエリンを訪れ、子供の頃ように自分と一緒にボートで出かけてくれと頼みに来る。
エンディング
※ネタバレが含まれます
海へ出て、ボートの上で話を遮らずに最後まで聞いてくれとお願いし、昨夜の出来事を話し始めたライリー。 ヴァンパイアに襲われ、折れた首を神父が治す。
神父の目は光っており、ライリーは何がなんだかわからない 翌朝になり、目が覚め外へ逃げようとした彼は陽の光で火傷をするが、何も心配いらないと言う神父は神には計画があり、君は選ばれたと言う。
首の動脈が赤く透き通って見え、血を欲するのに逆らえず、スタージの血を飲む。 陽が落ち、外へ出たライリーは、蝋燭の火も今までと違って見える。そして実家へ寄り、エリンの元へ来た。
エリンは話を聞き終わり、何が必要で、逃げ場のない海の上へ連れて来てどうするの?と聞くと、ライリーは自分の行き場を無くす為だと答える。
見たものしか信じないであろうエリンに、愛していると伝え、この島から逃げて欲しいと伝え、そして朝陽が昇るのを待ち、彼女の目の前で焼けて死ぬ。
そして、死ぬ瞬間に、彼は自分が飲酒運転で殺してしまった女性が現れ、彼に手を差し伸べてくれる。
感想
ここまで来るのに長かったな。いろいろと、1人のセリフが長いのよ。 全7話で5話目にしてこれか。もっとスピーディーにできた感じはする。
ライリーの選択はいかにもホーンティングハウスシリーズに似てるなぁと思う。自分を犠牲にして愛する人を助ける的な。主人公っぽい感じのこのライリーは、帰郷してから今まで特に目立つ事してなかったけど、最後にこうなるとは。
今まで、飲酒運転で人を殺してしまった事の罪を感じていて、いつもあの女性の残像が現れていたけれど、人を助ける事でいわゆる聖書の教えの神に救われて天国へ行ったのかしら
あの、ランプや蝋燭、星の光があんな風に見えるのはなんか綺麗だったな。
だからと言って人間と違うものにはなりたいと思わないけど。
ヴァンパイアだとしたらさ、陽の光が苦手なのはわかるけど、教会は全然大丈夫なんだね。十字架とか怖くないんだね。