ヴァルハラ連続概要



原題:The Valhalla Murders(Blot)
制作:アイスランド
配信:Netflix 全8話

ヴァルハラ連続殺人事件は、アイスランドで制作され、2019年に放送された。2020年にはネットフリックスオリジナルシリーズとして配信される。

1940年代に実際に起きた、7歳から14歳の少年達が施設で受けた暴力と虐待を元に制作されたが、殺人自体は起こっていないらしい。

おおまかなあらすじ



シングルマザーの女性刑事のカタ(カトリン)は、もう10年もここの警察署で刑事を務めており、野心家でキャリアアップを目指している。

本人含む誰もが次の刑事部長はカタであると思っていたが、任命されたのはここに来てまだ日が浅いヘルガだった。

【事件発生】
アイスランドのレイキャビク湾で男が何者かに何度も刺され殺された事件が起き、捜査を始じめるがすぐにまた2件目の殺人事件が起こる。

人員が足りず、上司が応援を要請し、やって来たのはアルナーという、今はノルウェーに住む寡黙な男性刑事だ。

捜査を続けている2人の前には、次々と殺人事件が起こり始め、被害者達にある共通点を見つける。

防衛した傷が無い事から、被害者と加害者は顔見知りだと推測、そして、被害者達は、30年前に身寄りのない少年や、親元で暮らせない少年達の為のヴァルハラ少年養護施設で働いていたスタッフだった。

【消えた資料】
当時の資料を調べようとしたが、ヴァルハラ施設の資料は全てどこかへ消えており、当時施設で撮った写真が被害者達の元へ送られていた事も判明する。

事件とは別に、カタとアルナーは私生活で問題が生じており、連続殺人事件の捜査を続けながらも、各々の問題に取り組む。



Photo@bbc.co.uk



相関図



リミテッドシリーズのヴァルハラ連続殺人事件の主な登場人物の相関図を作ってみました。

人員がものすごく少ない警察署。カタは10年以上のベテランだが、ヘルガも最近この署に来たばかりで、エアリンガー、ディーサもまだ20代位の若い世代。




感想


チェスナットマンに続き、ヨーロッパ系の殺人事件サスペンスものが見たくて見始めたヴァルハラ連続殺人事件。

アイスランド制作の全8話のリミテッドシリーズ。エピソードを見終わり、チェスナットマンよりは劣るけれども、なかなか面白かったシリーズでした。

【アイスランド警察】
アイスランドの刑事は銃を所持しておらず、必要な時は車のトランクの鍵付きロッカーに入っている者を、電話で確認し、暗証コードを聞いてからでないと開けられないところとか、見てて面白かった。
スワット部隊いるなら早く出て来てよ、って思ったんだけどそれもやはり連携する人員が少ないから難しかったのかね。

アイスランドの警察なんてこのテレビドラマでしか見たことがないけれど、実際のところはどうなってるのか気になった。

【青みががったスクリーン】
土地柄、寒い景色が多く、建物の中のシーンでも終始全体的にブルー、グレー色の画面がちょっと暗かったかなと感じました。

英語の吹き替え、日本語字幕で見ましたが、吹き替えもさほど気にならず、3、4話位で誰が黒幕かは読めました。

【話の展開】
案の定、黒幕は読み通りで、そこまで驚きのエンディングにはならなかったけれども、暗く重い感じのストーリーに、笑えるシーンなど全くないドラマ。

アルナーと、カタのそれぞれ家族間の個人的な問題もなかなか重く、有能な刑事だけれど、カタは私生活では母親業で悩み、アルナーは自身と家族の宗教との信念の違いで悩んでおり、アルナーの方はもう少し背景を映して欲しかったな。
Photo@www.imdb.com


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