真夜中のミサ あらすじ感想・第1~2話

概要

原題:Midnight Mass
邦題:真夜中のミサ
公開日:2021年9月24日
配信:ネットフリックス全7話
監督:マイク・フラナガン

あらすじ第1話

『第1章:創世記』
クロケット島。人口はたったの127人の小さな島。

【フリン家】
長男ライリー:飲酒運転で人身事故を起こし4年間刑務所。→仮釈放になり、帰郷

次男ウォーレン:10代の弟、仲間とこっそりマリファナを買って夜に楽しんでいる

敬虔なクリスチャン母と父:帰郷に大喜びの母、息子とわだかまりがある様子の父

【新しい神父】
何やら大きな木箱を運んできた新しい神父が来る。神父が木箱を叩くと、箱の中からも叩き返す音がする。神父は木箱の鍵を外す。

【猫の島】
夜、ウォーレンと仲間はボートに乗り、隣りの小さな島へ行き、酒やマリファナを楽しむ。ウォーレンは兄の事もあって酒は飲まない。

沢山猫がいる島。ウォーレンは猫の声が聞こえるほうへライトを向けると、一瞬目が光っている人影のようなものが見えた。

【翌日:教会】
ライリーは刑務所暮らしを終え、教会はもう自分の行くところではないと家族に言う。

旅先で病気になったプルーイット司祭の替わりに、若い神父ポールが島へやって来る。

【嵐が来る】
数か月前に帰郷した同級生のエリンと話をするライリー。

母が亡くなり、妊娠しているエリンは学校の先生をしている。

島に嵐が島へ訪れ、ライリーは家の窓からプルーイット司祭が歩いているのを見かける。彼は嵐の中、彼を追ってみるが見失う。

【翌朝】
嵐が去り、夜が明ける。浜辺には何十匹もの猫の遺体が打ち上げられていた。

あらすじ第2話

『第2章:詩篇』
保安官のハサンは何かの病気か感染症かもしれないから猫の遺体を燃やすと言う。猫の遺体は出血もしたおらず、首の骨が折れている。

【計算高いベヴァリー】
ベヴァリーは島の教会の仕事を手伝っている敬虔なクリスチャンだ。 学校で、こないだの猫事件があったから、念の為にネズミ捕りの液体を家の外に撒くとエリンに話す。

島の祭りで、ジョーの愛犬が何か毒を口にして死んでしまう。

ジョーはベヴァリーの仕業だと直感。保安官も、ネズミ獲りの薬の事をベブに聞きに行くが、彼女は誰でもここの薬剤を取れると言う。

保安官はジョーにその事を報告するが、ベヴァリーは昔からいつでも計算高いと教える。

エンディング

※エンディングにはネタバレが含まれます

【島にいる誰か】
神父ポールは、ライリーの為に断酒ミーティングをこの島で行う。

エリンは家の外で誰かを見た気がした、その直後出血する。医師サラの認知症の母も、外で誰かを見たと騒ぎ始める。

ウォーレン達にマリファナを売っている男も、空き家で誰かを見た気がして声をかけるが、家の中から彼が言った同じ言葉が返される。そして男は家に中に引きずり込まれる。

【奇蹟】
ミサに来ている市長の娘の車イスのリーザ。キリストの体のせんべいみたいのを彼女に渡そうとするが、彼はリーザは歩けると思い、わざと階段の上に取りに来てと用意する。

皆は、歩けない子になんて酷い事をするんだ、と非難するがリーザは車いすから立ち上がり、ゆっくりと神父の方へ歩いていく。

階段を登り、歩くことができたリーザ。教会にいたその場の住人も皆驚きを隠せない。

感想

ネットフリックス配信、真夜中のミサ。ポスターが昔の映画館の広告っぽくて良い。

ホーンティングオブヒルハウス、Before I Wake(ソムニア悪夢の少年)、Hush(サイレンス)等の監督のマイク・フラナガンのミニシリーズ。

ネットフリックスの全7話のホラーだけれども、第2話までは特に怖く無し。

彼の監督作品に出演している俳優、女優をまた多数器用。 かなりのお気に入りなんでしょうか。

ロバート・ラングストリート、ケイト・シーゲル(妻)、ヘンリー・トーマス、サマンサ・スローヤン、ラルフ・コーリ等々、同じ俳優を使って飽きないのかな。

あの神父が何やら悪いのか、悪魔的なのかは第2話まではわからないけど、取りあえず奇蹟が一つ起こり、そして島の人々は何やら夜中に歩いている人を見ている

それが、あの木箱に入ってた人物なのか、あのプルーイット司祭なのか、神父ポールなのか。

エピソードタイトルが、聖書のチャプターになっているので、物語全体が聖書と関係あるっぽい気はするけど、今のところあの神父が悪い人には見えないし。

サード・デイの時も思ったけど、こんな小さなさびれた町には暮らしたくないなぁ。しかもさ、あの木でできた古い家々、嵐で駄目にならないのが不思議。