ターガリエン王朝2番目の王:エイニス1世・ターガリエンについて簡単にまとめてみました。
参考にしたのは、https://www.westeros.org/ です。
2番目の王:エイニス1世
征服暦7年ドラゴンストーン生まれ。35歳で死亡。
生まれつき体が弱く、病弱だったエイニス1世。更に、王とも似ておらず、始めは母の浮気相手の子だとも噂されていたそう。
乳母の授乳を拒否し、母乳で育ち、最愛の母が3歳で亡くなった時は赤ちゃん返りをしたが、ドラゴンのクイックシルバーを与えられた彼はすぐに立ち直ったと言われています。
キングスランディングで父のそばで育ち、剣の訓練も受けましたが、とても戦士と言える腕前ではなく、父ほどの体格にはなりませんでした。
性格は心優しく、礼儀正しく、歌が好きで、穏やかなエイニス1世だったが、誰かを失望させることを嫌がっていたので、優柔不断でもあったという。
結婚後
征服暦22年、15歳でアリッサ・ヴェラリオンと政略結婚をしますが、夫婦間は良好で6人の子をもうけます。
征服暦37年、父のエイゴン1世がドラゴンストーンで脳卒中で亡くなり、王位に就きます。
エイニス1世は、腹違いの弟メイゴル1世にブラックファイアをプレゼントしますが、メイゴルの母もメイゴルも、エイニス1世には王として国を統治する力はないと思っていました。
反乱
エイニス1世が王座に就いた初年、4人の反逆者率いる暴動が国中で勃発しました。
自分に反乱する理由がわからないエイニス1世は、反逆者達への処罰を決められず、七王国の領主たちがそれぞれ対処をすることになります。
反乱が終結した際には、領主たちに金や土地、称号を与えました。
エイニス1世は、弟のメイゴル1世を王の手に任命し、その後2年間は良好な関係が続きます。
しかし、メイゴル1世が2番目の妻を娶った時には一夫多妻制に反対し、メイゴルは5年間王都を離れます。
子供達の結婚の代償
征服暦41年、長男エイゴンと長女レイナが結婚します。
近親婚に反対する者が多い中、エイニス1世は息子達の結婚を支持し、更に元はメイゴル1世の称号だった、”ドラゴンストーンの王子”を息子に与えることに。
メイゴルの母はもちろん怒り、結婚式を執り行ったセプトンのマーミソンは信仰を追放されます。
エイゴンとレイナは何処へ行っても嘲られ、エイニス1世はハイセプトンにマーミソンの復職をお願いし、ヴァリリアンの結婚の風習について話しをしたが、
彼は弾劾を受け、”忌ましい王”と名付けられ、これ以上七王国の王には相応しくないと判断され、マーミソンはバラバラに切断され殺されました。
病死
エイニス1世は家族と共にドラゴンストーンへ移り、病に倒れます。
一時期は良くなったものの、エイゴン達が包囲されたことを知り、
征服暦42年、王座に就いてわずか5年、35歳で病に倒れ亡くなりました。35歳なのに、60歳位に見えたと言われています。
6人の子供達
赤線は近親婚です。

長女:レイナ
征服暦23年生まれ。
1番目の夫➡弟のエイゴン 征服暦43年に双子の娘2人を出産。
2番目の夫➡叔父のメイゴル1世 征服暦47年。(ブラックブライド)
3番目の夫➡アンドロウ・ファーマン 征服暦49年。
レイナはアンドロウを愛して結婚したわけではなく、義理の妹エリッさを愛していたと言われている。後にアンドロウは自分を愛さず、見下す妻に嫉妬し、侍女などを秘密に毒殺しており、秘密がばれた時点で飛び降り自殺を図り死亡。夫の体は刻まれ、ドラゴンに食わせたらしい。
ハレンホールに留まり、征服暦73年、50歳で死亡。
長男:エイゴン
征服暦26年生まれ。姉のレイナと結婚し、後の43年17歳で、クイックシルバーと共にメイゴル1世のドラゴン・バレリオンに殺され死亡。
次男:ヴィセーリス
征服暦29年生まれ。父の死後、王位についた叔父メイゴル1世に人質として従事させられ、44年にメイゴルの母ヴィセーニャが亡くなった際に、母は弟ジェヘアリーズと妹アリサンを連れて逃亡する。
残された15歳のヴィセーリスはメイゴルの妻に9日間拷問され死亡。
三男:ジェヘアリーズ
征服暦34年生まれ。
ハウス・オブ・ザ・ドラゴンのヴィセーリス1世の祖父。
王位に就いた後、兄のヴィセーリスの拷問に関与したメイゴル側の人間達を処刑し、彼らの母に頭と手を送ったとされる。
次女:アリサンヌ
征服暦36年生まれ。ジェヘアリーズ1世の妹で妻。
銀髪・紫色の瞳ではなく、ハチミツ色の髪に青い瞳だった。本が好きで女でなかったら、シタデル(知識の城)に送られただろうと言われてる。
娘達の死に悲しみ、キングスランディングを離れ、征服暦100年にドラゴンストーンで死去。
三女:ヴェラ
征服暦39年、生まれてすぐに死亡。