スピリットワールドの感想
ネットフリックスで配信されている、ポーランドのテレビドラマシリーズ。スピリットワールド。
原題は、Krakowskie potworyで、英語の題名はKracow Monsters。
全8話のアドベンチャー、ドラマ、ファンタジー、ホラー、スリラーのごちゃ混ぜドラマ。
感想は、とにかく全く怖くなく、大人のハリーポッターと言う感じだったかな。
英語の吹き替え、日本語字幕で見たけれども出来はつっこみどころ満載のドラマでした。
本題に入るまでが長く、結局第8話のエンディングは自分には爆笑ものに。
【主人公アレックス達】
主人公はアレックスというボーイッシュな感じの医大生。
このアレックスがザヴァツキ教授が運営しているなにか怪しげなグループの仲間になり、そしてその目的が悪魔退治というか、悪い神退治と言うか感じなんだけれども、これがなんともね。
このグループの皆がそれぞれ特殊な能力を持っているんだけど、お前ら何もしてないじゃん!の連発。
未来が見える女、死人が見え、死人と話せる男、心が読める双子の女達。
心が読めるなら、未来が読めるなら裏切者の心を読んで役にたてよ!と何度もつっこみたくなるわけです。
【強烈なエンディング】
最後がもう、超強烈なパフォーマンスが。
9人揃って古代スラヴの儀式をやるんだけど、えぇこれ????とドキモを抜く。
おかしいでしょ、と。
ラー、とダー、だけ??こんなんで良いの??と。
【悪魔】
そしてあの悪魔。
あの少年に乗り移り、人を操るんだけど、すっごくチープな感じだったな。
怖くないし、洋服と顔がだんだん汚れて来てさ。
そして次に出てきたあの裸の女達。笑えた。
あのホームレス風の巨体の男も神の1人らしいけど、ただのホームレスじゃん。
いろんなところがいまいちだったんだけど、一つ良かったと思うのは、あの冥界のイメージ。
あと9歩だか10歩だか、アレックスが梯子を下りていくシーンとか、どう見てても10歩以上は進んでいたけれど。
あの門番のような男と、キラキラ守護天使のイメージは良かった。
残る謎
まぁ文句を言いつつ、結局全話見終わり、いくつが謎が。
①サヴァツキ教授がみみずを食べていたのはなぜ?あの頃から既に悪魔に心を売り始めてたの?
②ピカピカ守護神が岩から出て来て、普通の人間ぽくなったけど、神から人間になったのはなぜ?
③最後、死人が見える男が椅子に座っている意味は何?元守護神がそれを見てたけど、なんかそれに続くものがわからなかった。
④で、あの悪魔に操られていた工事主任の男。あいつが結局アレックスの母親をレイプした男だったわけ?
だからフラッシュバックで映った若い男があいつに変わったけど、なんで女をレイプした男が最後の選ばれし9人に入ってるんだよ。
取りあえず、最終話がひどすぎて相関図作る気にもならなかったな。