フェリア 深き闇の光 感想

スペインドラマ・フェリア

ネットフリックスで配信されている、スペインの海外ドラマ、フェリアー深き闇の光ーを見ました。

前8話の、クライム、ドラマ、ファンタジー、ホラー、スリラーという、前回書いたスピリットワールドに似ているジャンル。

あまりにゆっくりで、面白く無いから567話を飛ばし、最後はどうなるんだと4話の次に第8話の最終回を見ました。

結果、あっ、飛ばして良かったな、と。

フェリアの概要

配信:2022年1月28日
英語題:Feria:The Darkest Light

オープニングは、小さな町フェリアで起こった集団自殺に、主人公姉妹の両親が関与している、という興味をそそられるものだった。

話しは、1995年と、その20年前の1975年の話で構成されており、第4話で出てくる1975年の両親が髪型だけ変えて同じ、というところがまず笑えた。

感想・怖くないところ

何が面白くないのかというと、まず小さな町の集団自殺なのに、全然怖さが伝わらず、その事件に関わる刑事も何か役に立ってるの?という描写。

そしてとろとろとゆっくりなペースの展開に、姉妹の母親が関与している宗教・光の教団の意味不明さ。

地下にある神殿は何だか、謎めいた宗教っぽかったけれど、あぁこれは怖くないな、と思った瞬間が、口から出て来たチワワと猫を掛け合わせたような、存在。

これがもう、えぇこいつらこの異様な生き物を恐れているわけ??とつっこまずにはいられない。
しかも名前がデクタ。

デクタが選んだ女の体に入って行ったり、全員裸だったり、儀式がセックスだったりとエロそうで、映し方がエロくもない。

そしてもう一つが、光の教団の信者達。ホームレスなの?という感じで、これまたなんだか怖くない。

刑事達は無能で、こいつもあいつも、結局町の人が皆支配されていたという先が読めそうな展開だった。

極めつけはエンディング。デクタよりも上の神(悪魔)が出てくるんだけど、最初っからデクタじゃなくて、この鹿みたいの出しておけばもう少し、おぉってなった気がする。

デクタじゃ怖くないでしょうよ。そして、第8話まで持ってきて、希望もなく、一体何を言いたかったドラマなのか不明。

個人的には、あの姉妹が悪に立ち向かう方向に進むか、ブラックスポット並みにもっとダークな陰湿な感じに仕上げてくれたら面白かったのにな、と思いました。