第2話
【王弟/The Rogue Prince】
※おおまかなあらすじですが、ネタバレ含まれます
レイニラが後継者に選ばれてから6か月。
踏み石諸島(ステップストーンズ)でコアリーズ・ヴェラリオンの船は海賊”クラブフィーダー”達に襲われ、復讐に行こうとするヴェラリオンに、自由都市との戦争はしないと王に止められる。
デイモンは、娼婦で愛人のミサリアと王都の守人達を引き連れ、勝手にドラゴンストーンへこもっている。
ガード選びに再婚相手選び
新しい王の盾を選ぶのに、レイニラは他の名家の子息や、連盟などは気にせず、実践で闘ったことのあるサー・クリストン・コールを選ぶ。
ヴィセーリス1世は、世継ぎを増やすために再婚を急かされている。
そこで小評議会を通さず、コアリーズ・ヴェラリオンとレイニス王女が王と面会をし、自分の12歳の娘、レーナとの結婚を提案する。
表向きは、更なる強化だが、自分の子供が王の世継ぎを産み、更なる権力が欲しいのが見える。

卵盗み
デイモンはドラゴンの卵を盗み、真の後継者は自分で、妊娠しているミサリアと結婚をするから、結婚式へ来てという内容の手紙を兄へ送る。
その卵は、本来はレイニラの産まれてくる弟ベイロンのゆりかごにいれるはずの卵だった。
挑発に乗り、王が自ら行こうとしたが、何かあってはいけないと、王の手のオットーが盾を引き連れドラゴンストーンへ向かう。
彼らと対面したデイモンは、隣にミサリアを立たせ、手には卵を持っている。
オットーとデイモンが口喧嘩をするが、らちがあかない。
その時、ドラゴンに乗ったレイニラが来て、叔父のエイモンと話す。
ミサリアは妊娠などしておらず、レイニラは後継者になったのは私だから、私を殺せば?と言うも、デイモンは諦めて卵を返す。

王妃となるのは
いろんなアドバイスを聞きながらも、結局、ヴィセーリス1世が次の妻に選んだのは、エイマ・アリンの死後付き添い、話し相手になってくれた、娘の親友・アリセント・ハイタワーだった。
聞かされていなかったレイニラは困惑の表情で部屋を出る。
前回、王座で手を切ったヴィセーリス1世の小指は色も変わってきており、完治していない。メイスターは蛆虫に壊死した部分を食べさせる治療を施す。
コアリーズとデイモン
自分の娘を選ばなかった王に立腹のコアリーズ。彼はデイモンをドリフトマークへ呼びよせ、自分との連盟を持ちかける。
小評議会の相関図
レイニラとアリサンヌの大人バージョンがまだ登場しなかったので、小評議会の簡単な相関図を作ってみました。
小評議会は、鉄の玉座の君主である七王国の主を支援する顧問の小さなグループで、彼らの専門分野でそれぞれの政策を助言します。

オットー・ハイタワーは、前王ジェヘリーズ1世の王の手だったベイロン・ターガリエンが亡くなった後、ヴィセーリス1世の王の手になりました。
金の管理をする蔵相のライマンは、前王の時から仕えています。
グランドメイスターメロスはヴィセーリス1世の即位9年目から仕えています。
いつもの小評議会にハロルド・ウェスタリングは座ったりしていないけれど、王の盾の総師は小評議会のメンバーらしいので一緒に乗せておいた。
感想
ハウス・オブ・ザ・ドラゴンの第2話も面白かった。
あのデイモンとレイニラが話す言葉はハイ・ヴァリリア語っていうらしい。ターガリエン王朝だけが使い続けている言語で、
現在ウェスタロウスではハイ・ヴァリリア語もロー・ヴァリリア語も読み書きや会話が出来る一般人はいないらしい。
細かな刺繍とかの衣装も凄いし、建物の豪華さや石造りとか見てて興奮するわ。
早くレイニラとアリセントが大人になって火花がバチバチする感じを見たい。
【ジェヘアリーズ1世家系図】
【第1話】
【話しの続き・第3話】