前回よりドロドロしてきて面白かった第5話。
あらすじ
※ネタバレ含まれてます
【われらは道を照らす】
オットー・ハイタワーは王の手を解任され王都を去る事に。
行かないでと訴える娘に、国民に望まれていないレイニラが女王になったら、戦争になりお前の子供も殺されるんだぞ、と現実を教える父。
谷間にいるレイアを訪れ、皮肉ばかり述べる妻を落馬させ、殺したデイモン。

結婚の申し出
ヴィセーリスは船酔いしながらも新しい王の手に任命した、元法王のストロングを連れ、コアリーズの島へ行き、娘とコアリーズの息子の結婚を提案する。
父親の姓を名乗るウェスタロスの風習に従い、将来の2人の子(王位継承者)はヴェラリオンを名乗ることを約束付けようとしたが、
ヴィセーリスは、子供達はヴェラリオンを名乗るが、王座に就いたらターガリエンを名乗ることにする、と譲らなかった。

いとこ同士の当人たちは、親の決めた結婚に対し、絶対に反対ではないけれども、レイニラは結婚後も自由に恋愛しようと提案し、彼も喜んで同意することに。
プロポーズ
帰りの船で、クリストンはレイニラに何もかも捨てて自分と結婚してくれとプロポーズをするが、彼女は自分は将来の王だからできないと言い、今までの関係は続けられると返すも、彼には理解できなかった。
船酔いもあり、王都に戻り倒れてしまうヴィセーリス。王座で切った背中、指から始まり、容体は悪くなる一方で、左の腕はかなり状態が悪いまま、グランドメイスターはヒルに血を吸わせる治療しかしない。
アリセントの怒り
父が去り、アリセントはレイニラが自分に嘘をついたのではないかと疑い始める。
更に、ストロングの次男ラリスから、あの夜グランドメイスターが直々にお茶をレイニラに届けに行っていたと教えられ、疑いは増していく。
島から帰って来たクリストンを呼び出し、デイモンとレイニラの密告の事を聞いてみるが、クリストンは正直に自分は過ちを犯したと認める。
アリセントは驚きつつも、クリストンを責めることなく退室させるが、自分が彼女を信じた所為で、父が王都を去らなくてはならなくなった事に怒りがこみ上げる。
宴
両家の婚姻の前の宴を開く王家。
様々な諸家が集まる中、勘当されたはずの弟のデイモンもやって来て、王のスピーチの途中で緑のドレスを着たアリセントは堂々と入場し、ヴィセーリスの心労は増す。

皆が見守る中、レイニラとレーナーはダンスをする。
彼女を見つめるクリストンの目線で王妃の愛人が彼だとわかった、レーナーの愛人・ジョフリー・ロンマス。
彼はクリストンにお互いこの事は秘密にしておこうと持ちかける。
宴に参加していたレイアの従兄弟のジェロルド・ロイスは、デイモンに彼女を殺した事は知っているぞ、脅迫するも、デイモンは相変わらずの態度で彼女の死後の領土(神秘の石城)は自分のものになると訴える。
デイモンはヴェラリオンの長女に話しかけ、そしてレイニラにも話しかける。弟と娘の様子を苛立ちながら見ていたヴィセーリス。
その後、宴の途中でクリストンはジョフリーを顔の半分が無くなるまでに殴り騒ぎを起こし、結局殺してしまう。
心身の疲労が重なり、鼻から血を流すヴィセーリス。
ジョフリーが殺された直後、婚姻は7日後だったはずだが、司祭を呼び、ヴェラリオン夫妻、王と女王、王の手だけが見守る中、レイニラとレーナーは複雑な気持ちのまま、すぐに結婚をさせられる。
そしてその後ヴィセーリスはまた倒れてしまう。
クリストンは1人自害しようとしていたところを、アリセントに止められる。
相関図
登場人物が少しずつ増えて来たので、簡単な相関図を作ってみました。

感想
あのラリス・ストロングは誰の見方なのかね。強い兄のハ―ウィンとは仲が良さそうだし、
父のストロングが裏で糸を引いてるようにはまだ見えないし。
オットー・ハイタワーなんとなく嫌いだったけど、早く再登場して欲しいキャラだったりする。
あの宴の途中で起こった騒ぎを誰も止めないってゆう。誰もレイニラを助けに行かないっていう。盾達は何もしないのかって思ったよ。
それにしてもクリストン・コールはナイーブ過ぎたね。プロポーズは断られ、王女は結婚が決まり、ジョフリーに愛人だろって言われただけでぶち切れちゃう。
今回のエピソードは超豪華な昼ドラだったな。
デイモンの妻、レイスは遂に登場したかと思えば即死亡。なんかもっと違う感じの人を想像してたけど、生きてれば勇敢なお姫様的な感じで活躍できそうなのに。
残り5話。あっという間だな。