3番目の王:残酷王・呪われたメイゴル1世家系図 

ターガリエン王朝3番目の王:メイゴル1世。ジェヘアリーズ1世の叔父。

第1話のヴィセーリス1世の世継ぎが産まれて間もなく死に、小評議会で後継者選びの話をしている時に、デイモンが王になれば、メイゴル王以上の暴君になると言われていました。

そのメイゴル1世の事を簡単にまとめてみました。

参考にしたのは、https://www.westeros.org/ です。

3番目の王:メイゴル1世

征服暦12年、ドラゴンストーン生まれ。

メイゴル1世は産まれた時から体が丈夫で大きく、ドラゴンストーンで育ちました。

エイニス1世は腹違いの兄です。

3歳の頃に剣を持ち、すぐに猫を殺し、8歳の頃には馬を刺殺したと言われています。

剣の達人のGawen Corbrayの元で訓練し、13歳の時には騎士を打ち負かすほどになり、母親からヴァリリア鋼の剣、ダークシスターズを貰います。

征服暦28年、16歳の時には槍試合でキングスガード達を破り、他の試合でも優勝した事で父親のエイゴン1世から騎士の称号を与えられる。

父の死

征服暦37年、25歳の時に父のエイゴン1世が亡くなります。

エイゴンのもう一人の息子、エイニス1世が王位に就きますが、兄は王にふさわしくないと訴えています。

しかし、エイニス1世は弟にヴァリリアのブラックファイヤを贈与し、一緒に築いていこうと言う流れになります。

39年、一番目の妻が妊娠しないので、二番目の妻を娶ったメイゴル1世は、兄やハイセプトンから一夫多妻制と近親婚を非難され、5年間亡命することにします。

エイニス1世はペントスへの亡命前に弟にブラックファイヤの返還を求めたが、拒否されます。

王位に就く

征服暦41年:29歳の時。エイニス1世に反乱し、42AC年、エイニスはドラゴンストーンで死亡。

本来は、エイニス1世の息子のエイゴンが王位に就くはずだったが、母親の支持もあり、メイゴルは自分が王になると王位に就きます。

メイゴルはエイニスの王冠ではなく、父エイゴン1世のヴァリリアの王冠を選び戴冠しました。

彼の王位に反対したグランドメイスター・Gawenは処刑され、メイゴルとエイゴンの王位についての論議は終了しました。

エイゴン1世との闘い

征服暦43年、王位を奪われていたエイゴン1世が王座奪還を試み、15000人の兵を連れて戦いに挑みましたが、結局メイゴル軍にドラゴン共に殺されてしまいます。

更なる暴挙へ

征服暦44年:エイニス1世の未亡人のアリッサ・ヴェラリオン、ジェヘアリーズ1世とアリサンヌの3人を自分の母親の病棟へ呼び、ヴィセーリスを自分の従者にします。

まだ世継ぎが誕生していないメイゴル1世は、遂に妊娠したアリスを部屋に閉じ込めるが、3か月で出産した子供が奇形児で、出産に関わった人物達をも処刑。

最大の支持者だった母親が死に、アリッサ・ヴェラリオンはジェヘアリーズ1世とアリサンヌを連れ、ドラゴンストーンを脱出。

しかし、メイゴル1世は残ったヴィセーリス1世を逮捕し、妻のティアナに彼を9日間拷問させ、バラバラにされた体は庭に放置されます。

征服暦45年、レッドキープが完成。その後3日間は建設に関わった労働者達に宴を用意したが、城の秘密を守るために、宴の後に全員処刑されます。

メイゴル1世は争いを好み、すぐに処刑するので人々は段々と離れて行きました。

呪われたメイゴル1世

征服暦47年、世継ぎがまだいないので更に3人の嫁をもらいます。

3人共、メイゴル1が起こした反乱や戦争夫を殺された未亡人であり、世継ぎを産む為だけに結婚させられ、The Black Bridesと呼ばれた

ジェインはまもなく妊娠したが、足も腕もない、両性具有の子を死産。その後ジェインも死亡。

人々はメイゴル1世王は呪われており、生きている世継ぎは生まれないと噂を始めます。

そして3番目の妻のティアナは以前、アリスの子とジェインの子を毒を盛った事を認め、メイゴル1世に処刑される。メイゴル1世は彼女の心臓を取り出し、犬に食わせました。

征服暦48年、妊娠していたエレノアもティアナの死が死ぬ前に毒を盛られていたので、小さな羽を持つ、目の無い子供を死産。

嫁6人

合計6人の嫁をもらったメイゴル1世だったが世継ぎはいません。

最後の3人は一度に結婚式をあげました。

25年: エリス・ハイタワーと結婚➡病死だが、殺されたとの噂もある
39年: アリス・ハロウェイと結婚➡奇形児出産(死産)アリスも死亡
42年: ティアナ➡アリスがペントスから連れて来た女(ニックネームは”王の鴉”)

アリスが奇形児を産んだ時、ティアナはそれはアリスが浮気をしていたからだと主張した。信じなかったメイゴル1世に、20人の浮気男リストを差し出し、王は全員を処刑。さらにはハロウェイ家を滅びさせるまで何人も処刑しました。更に、ティアナはアリスを2週間拷問し、死なせました。

【The Black Brides】
47年: エレノア・コンスタイン➡奇形児出産
    ジェイン・ウェスタリング➡奇形児出産(死産)、その後ジェインも死亡
    レイナ(エイゴンの妻であり、エイニス1世の娘)➡脱出

残酷王メイゴル1世への反乱

征服暦48、メイゴル1世の専制政治に付いて行けなくなった諸家は、彼を見捨て始めます。

レイナも彼から逃亡し、わずか4000人の兵しか持たないメイゴル1世はそれでも降伏をせず、戦争評議会を開きます。

しかし、評議会の翌日、彼は鉄の王座に座って死んでいるをエノアによって発見されます。

彼の手首は切断されており、

エレノアが殺した説、キングスガードが殺した説、3年前のレッドキープの建設の労働者が処刑から逃れていて、復讐を果たした説があるが、誰も王を殺したのを見た人はいません。

家系図

赤の二重線は近親結婚で、緑色はターガリエン家の男です。

翻訳しながら読んで書いていったけれど、なんか因果応報って感じで、悪い事し続けたから子宝に恵まれなかった人だなーって。ざまぁみろ、と。ティアナもやばかったな。

次回は、ジェヘアリーズ1世の父親で、メイゴル1世の腹違いの兄・エイニス1世の事をアップしようと思います。