マリアンヌ呪われた物語 5~8話・概要と感想

全8話のネットフリックスのホラー。

長編ホラー小説のリジーの物語を書いて有名小説家になったエマ・ラシモン、そして彼女の秘書カミーユ。

そしてエルデンに今も住むエマの中学時代の親友たちと、両親、神父、事件を捜査する警部が主な登場人物のマリアンヌ呪われた物語。

10年間に及ぶ長編小説を書き終えて、何か違うジャンルを書くつもりだったエマに、旧友のカロが訪れるところからこのドラマが始まります。

おおまかなああらすじ

【第5話・あの子を見捨てた】

第5話は、主に15年前のフラッシュバック。悪夢を毎晩見るエマに、カロを筆頭に降霊術を夜の小学校で行う。

今まで何度か出て来た灯台の事件の真実が映される。

そして、どうしてエマが母の事を悪く言った記事を書いたか、このエルデンを出て全寮制の高校へ行ったかの理由がわかる。

【第6話・記念に】


第6話では、エマが書いた小説の続きが現実に起こるのを逆手に取ろうとするが、上手くいかず、エマと警部は小学校へ行き降霊術をし、マリアンヌを呼び出し殺すことにする。

そしてエマの仲間もそれに自ら参加する。

【第7話・まだ子供だったから】

第7話は小学校での降霊術の続き。

人の心を上手く操ってくるマリアンヌに抵抗できない。

そしてたった一人エマがマリアンヌに憑りつかれていると知った神父はある行動に出る。

【第8話:火曜日・最終回】

最終回の第8話。

このエピソードにて遂に、マリアンヌの姿と、どうしてマリアンヌがエマが子供の頃に憑りついたのかも判明する。

マリアンヌだけでなく、悪魔の姿も映し出される。

全体の感想

フランスの海外ドラマ、マリアンヌ呪われた物語。

英語以外の言語を見る気が元々全くなかったのだけれども、呪い系なので面白いかなと思い、見始めたマリアンヌ。

想像していた以上に、英語の吹き替えに違和感はなく、最後まで一気見をしたドラマになりました。

映像的に怖い部分が多く、何より敵が強くて悲劇も多数起きる。

それに加えて、主人公はうぬぼれが強く、有名な小説家になっているので結構傲慢なんだけども、その理由はこのマリアンヌに起因しており、一番の被害者でもあり、それをわかっているのは1人だけ。

エルデンというフランスの小さな海沿いの町が舞台で、第1話以外は全てここエルデンだけのシーン。

エンディングは恐らくシーズン2を作れるようなやり方にしたんだろうけど、シーズン2はキャンセルされているので、そこは非常に残念。

個人的には夜1人では見たくなく、マリアンヌを機に、もっと英語以外の映画やドラマも見て見ようと思った作品でした。

【怖かったシーン】
・エマに起こる怖い事が、夢なのか現実なのか一瞬区別がつかないところ

・裸で歩き回ったり、吐いたりするところ

・カロの母の秘密の部屋


All Photo ©Netflix