エリザベス・モス Shining Girls 相関図・感想

2022年4月にアップルTVで配信されたエリザベス・モスが主演のクライム・スリラー・SFドラマ。

想像していたのと違ったけど、面白かった。

エリザベス・モス主演じゃなかったらたぶんそんなに面白くなかったかな。

あらすじ・概要

現在、シカゴ・サンタイムズ社であまり重要ではない情報取集管理の職に就いているカービー。

彼女は数年前に男にナイフで襲われ、重体になるも一命をとりとめる。

しかしその後は精神を病み、トラウマを抱え、自分の現実が変わっていくことに必死に着いて行こうと生活をしている。

そして、最近起きた事件が自分のケースと似ていた事から、カービーは記者のダンと一緒に、謎の連続殺人犯を捜索し始めます。


原題:Shining Girls
ジャンル:クライム・SF・ドラマ
原作:Lauren Beaukesの同名小説
配信:アップルTV
プロデューサー:レオナルド・ディカプリオ
エピソード:全8話主演:エリザベス・モス、ジェイミー・ベル

相関図

Shining Girls の主な登場人物の簡単な相関図を作ってみました。

登場人物はそんなに多くなく、カービー、ダン、ハーパーとジーニー博士の場面が多い。

Photo©Love & Squalor Pctures

全体感想まとめ

※ネタバレ含まれてます

予告を見て面白そうで見たけれど、SFとは思わず、想像してたのとはちょっと違ったドラマ。

結局、連続殺人犯はタイムトラベラーだったわけだけれど、それは彼が特殊な人間だったわけではなく、ハーパーが見つけた家が原因だった。

そこがえぇ、これ面白いの?って感じたんだけれども、エリザベス・モスに後半は頑張れーて感じで見てました。

彼が過去や未来に行く度に、彼と関わった人間の現実がコロコロ変わり、カービーはそれは自分の記憶がおかしいからだと思って苦しんでいたんだけど、

結果、彼女はあいつに殺されそうになるまでは記者としてまっとうな人生を歩んでおり、前半は精神的にやばい感じ満載だったけど、後半は元々のガッツが出て来て、そこが良かったよ。

突然、髪の長さが変わったり、住んでいる場所や職業が変わったりするのも、あの家の所為。というか、家の住人が過去や未来を変えた所為。

なんか、SF要素をいれなくても、普通にハーパーだけ歳を取らない男で、良かったんじゃないかなとも思う。

いまいちだった点

やっぱりいまいちだったのは、あのハーパー。

あのエリザベス・モスの凄みある表情とか、演技は凄いのに、ジェイミー・ベルはなんだか少し拍子抜けと言うか、怖くないし、シリアスな感じが全然しなかったのだ残念。

連続殺人犯な割りに、なんだかな。

そしてもう一つは、あの家。

あの家の秘密、教えろ。

Photo©Love & Squalor Pctures

このシーンで、カービーは何かを見たのに、最後までそのまま。秘密明かさず。

あの家は常にカーテンで閉め切っていて、でも外は何か常に光っていたのは何?

あの家の周りだけ異空間だったのか、あの家は宇宙人が作ったものなのか。

ドラマの中で判明するのは、ハーパーの前の住人が、家を見つけた時には前の住人が自殺をし、見つけた人間に家を託し、ハーパーは家を取り、

そしてカービーは遂にこの家の住人になったけど、彼女が外に出る度に、現実はまた変わってしまうのかね。

まぁカービーは人を殺すわけではないので、エンディング通りに、ジーニーも元通りになって、カービーの愛犬も戻ったからめでたしめでたし、という事なんだろう。