映画:ナイトハウス ネタバレ含む感想

ナイトハウス概要

公開日:2020年7月16日
時間:108分
監督:デイヴィッド・ブルックナー

【おおまかなあらすじ】

学校教師のベスは、夫が自殺をし、自殺をした理由もわからぬまま失望している。

湖畔のそばに夫が建ててくれた家で1人暮らし続けていく中、家に誰かいる感覚に悩まされ始める。


そして、夫の遺品の携帯に電源を入れ、写真を見てみると、自分と似ている女性が映っていた。

ベスは、これを友人に見せるがベスに似ている為、友人はこれがベスだと言う。

しかし、自分は映っているブラウスも持っていないし、自分ではないと確信し、夫のパソコンや本を調べていく。

感想

※ネタバレ含まれます

良かったような、B級だったような。1つ言えるのは、全く怖くない。

ホラーというよりは悲しいゴースト話しな感じ。

ベスの夫ーウェン役は、アーカイブ81に出ていた怪しいサミュエル役の人。

結局、ベスを死へ誘っていたのは悪魔だったわけだけれど、ベスが昔車の事故で臨死体験した際に悪魔はベスを見つけ、でもベスが生き返ってしまったから、彼女を貰えずにいた

で、何年かたって、ベスの夫に彼女をよこせ、とひそひそとささやいていたわけだけど、
オーウェンは愛する妻を差し出す事はせずに、彼女に似た女性を殺して悪魔を騙そうとしていた。

そして、本当は人殺しをするような人間ではないオーウェンはそれに耐えられなくなり、自殺をした。

って事なんだけど、これがなんともなぁ。

【いまいちな点】

悪魔って魔力があるんだからさ、別にオーウェンに頼まなくても自らベスに死ねってささやけば良かったんじゃないかって思う点、

だって、結局最後はボートの上で悪魔が彼女に銃で自殺しろって誘ってたじゃん。

そして、家と反対の設計の家を建てそこで女性を殺し、悪魔を騙そうとした点(遺体は床下に無数)

ブゥードゥー教の本から悪魔を騙す方法を真似たとあるけど、いまいち説明しきれてなかった感あり。

あの串刺し人形はぎょっとしたけど。

ベスが見た、夫オーウェンが女性を殺そうとしているシーンは、あれは悪魔が彼女にわざと見せてたらしいけど、こんな力を持っている悪魔がなぜにわざわざオーウェンを使ったのかな、と。

彼女が4分間臨死体験した時は彼女はそこには何もなかった、って言ってたけど、

どうして自殺する前のオーウェンも何もなかった、ってわかったの?

オーウェンが悪魔を騙そうとした経緯をもう少し見せてくれたらな、と思いました。

妻ベスを愛しているから、妻は殺すことはしたくないけど、他の女の人なら殺します、っていうのも、始めは夫が非道な連続殺人者だった!?って思わせておいて、

実は妻を愛する夫だった、ってオチだけど、でもさ、あの映画の内容では彼が自ら選んで悪魔を騙そうとしていたけど、

オーウェンに妻を殺せー差し出せーっていうシーンはなかったから、スッキリしないんだよ。

悪魔がベスに似た女性でも良いから殺せーってオーウェンにささやいていたわけではないから、やっぱりオーウェン自ら他の女性を殺してしまったのは、彼の判断によるものだから、やっぱり妻の為でも何人も殺してしまった彼はアウトだね。

【オーウェン役出演のアーカイブ81】